涼宮ハルヒの3分SS
短編 | 編集

VIPアナルスレより
156 名前: 3分ssの作り方 投稿日: 2008/04/08(火) 20:36:18.69 ID:NrA8Rw/s0
ハルヒが部室のドアをバーン!

古泉「ええ、よろし(ry
みくる「ふぇ~?」
長門「……」
キョン「やれやれ」

なんか知らんが順風満帆に行動・作業

突然、ハルヒがぷっつん

閉鎖空間発生
古泉「困ったものです」

キョン「ハルヒ、俺はお前のこくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

適当に大団円


王道★一直線。誰でも簡単にできます。
キョンの話し方を適当に回りくどくすれば、ふいんき(何故か変換できない)はでます。
キョンに鈍感というスパイスを加えれば、よりss向きになります。
ハルヒは原作よりデレを増やしましょう。草を生やしてもらえます。
佐々木はハルヒのかませ犬にぴったりです。どんどん使いましょう。
困ったら長門の情報操作。なんでもありです。
説明が困難なときは「禁則事項です」で誤魔化しましょう。

既視感は否めません。


 ある日の放課後、文芸部室のドアが小型台風が飛び込んできたのかと言わんばかりの勢いで開かれ台風の目とも言うべきSOS団団長涼宮ハルヒが飛び込んで来たかと思うと
「みんな! 灌仏会をするわよ!」
 と高らかに宣言した。
「それは大変よろしいかと。さすがは涼宮さんです」
 いつも通りにスマイリーイエスマン超能力者が肯定したかと思うと
「ふぇ~ なななななんですかぁ~?」
 SOS団専属メイド未来人美少女は大きな目を見開いて驚き、
「……」
 この部屋の本当の主である無口読書少女宇宙人はいつも通り無口に読書を続けていた。
「やれやれ、また何か考えつきやがったのか……てちょっと待て! かんぶつえって何だよ! 意味わかんねーよ!」
「うるさい! あたしがやると言ったらやるの! 反論は終わってから受け付けるわよ!」
 結局文句を言うのは俺だけで、ハルヒの暴走は誰にも止められないってこった。

「で、一体なんなんだよ灌仏会って。内容がわからないのに何をしようっていうんだ」
「灌仏会(かんぶつえ)は、釈迦の誕生を祝う行事。毎年4月8日に行われる。釈迦が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づく。花祭りとも言われる」
「さっすが有希! よくわかってるわね! じゃ、早速準備をするわよ!」
 そういやクリスマスのときに釈迦もマホメットも誕生日を祝ってやるようなことを言っていたな、こいつは。それ以前に今日は4月9日だというツッコミを入れるべきかどうか。入れても無駄なのは今に始まったことじゃないが。
「で、一体何をすればいいんだ」
「さあ?」
 おい、言い出しっぺがさあってどういうこった。
「クリスマスだって好きにやってるんだから、灌仏会だって好きにやっていいんじゃないの?」
 そりゃ鍋食っただけだしな。て、そういう問題か?
「一般的には花御堂を造り、そこに釈迦像を安置して甘茶をかけるという行事が各寺院で行われるようですね」
 何でそんな知識があるんだよ、古泉は。
「ふう~ん、釈迦像なんて置いても面白くもないし、今から用意なんて出来ないわよね。どうせなら大きな花御堂を造ってみくるちゃんを置いた方が人も集まるしいいんじゃない?」
「ふぇ~??」
 またハルヒの思いつきで朝比奈さんが迷惑を被るという図式が出来上がりつつある。おい古泉、お前も余計なことを言ってるんじゃない。

 結局今から花御堂なんて作っていては間に合わないということで、何故か外に出て花を飾って、甘茶の代わりにお茶を飲むというよく分からないイベントが行われることになった。しかし、花ってどうするんだよ。
「調度僕の親戚に花屋を営んでいる人物がおりまして。咲き終わりの花などを分けてもらえることになりました」
 お前の親戚は何て便利屋なんだ? どうせ親戚の名前は『機関』と言うんだろ。

 と言うわけで主に俺と古泉が準備に奔走して、どういうわけか中庭辺りにお茶会が出来そうな一席が出来上がってしまったというわけだ。どうもギャラリーが気になるが、おそらく見ている連中はこう思っているに違いない。
 SOS団ってのは何をやる団体なんだ?
 そんなの俺が一番知りたい。

「はい、キョンくんお茶をどうぞ」
 部室と変わりなくお茶を淹れてくださった朝比奈さんは天使の微笑みで俺に湯飲みを渡してくださった。相変わらずメイド服であり、正直このお姿はSOS団専属にしておきたいところだ。
 ハルヒはというと集まってきているギャラリーにいきなり営業を始めやがった。
「みくるちゃんの淹れたお茶を飲みたい人はこっちに並んで! 1人100円だからね! 団員以外でみくるちゃんのお茶が飲める機会なんて滅多にないんだからありがたく思いなさい!」
 おい、何を言ってるんだお前は! そんな話聞いてねえ!
「当たり前じゃない。今思いついたんだから」
 今かよ! いや、それよりいきなりそんなこと言っているから朝比奈さんが戸惑っているじゃねえか。これだけの人数にお茶を淹れていたら朝比奈さんだってゆっくり出来ないだろ!
「みくるちゃんはメイドなんだからキリキリ働くのよ! 団長命令!」
「アホか」
 くじ引きで誰か1人だとか言うならまだいいが、朝比奈さんのお茶目当てと来たら何人来るかわかりゃしない。そんな重労働を朝比奈さんに強いる気か。
「何よ! キョンはいつもみくるちゃんばっかり……。もういいわよ!」
 俺の説得がきいたのどうかはわからんが、ハルヒは逆ギレ気味にこのイベントを撤回した。
 まったく、やれやれだ。

「朝比奈さんには申し訳ありませんが、出来ればもう少し穏やかに止めて頂きたかったですね」
 なんだよ古泉。別に俺はそんな怒っちゃいないだろ。あいつが勝手にキレただけだ。
「ええ、そうかもしれませんが、そんな悪いイベントでもなかったと思いますよ? 春麗らかな日和に中庭でお茶をふるまう。結構じゃないですか」
 お前はそうかもしれないけどな、お茶を淹れるのは分担じゃなく1人だぜ。相手は何人になるかわからないんだ、ちょっと負担がでかいだろ。
「確かにおっしゃる通りです。しかし涼宮さんは思いつきを否定されるのを嫌うことはご存じでしょう。先ほどまで上機嫌だったのが、急速に下降しています。正直に言いましょう、既に閉鎖空間が発生しています」
 またかよ。このワガママ女は気に入らないことがあると世界の終わりをちらつかせやがるからタチが悪い。いや、実際に俺にちらつかせるのは古泉なんだが。
「まったく、困ったものです」
 古泉は笑顔に苦い色を織り交ぜると
「とにかく、涼宮さんのことは頼みます。彼女の機嫌を直して頂かないと。僕はバイトですのでこれで」
 何で俺がハルヒのご機嫌取りをしなきゃならんのだ。いつだって俺ばかりがこういう役回りになるんだ。割にあわん。
 俺の文句はさらりと無視して、古泉はハルヒに挨拶をするとその場を立ち去った。
 ハルヒはすっかり気分を害しているようで、「さっさと撤収しなさい」と俺に命令すると先に部室に戻ってしまった。
 これ、全部俺1人で片付けるのか。
「あの、キョンくん、お手伝いしますよ」
 ありがとうございます朝比奈さん、お気持ちだけで充分です。
「助勢する」
 長門もありがとう、でも気持ちだけ受け取っておくよ。

 何とか片付け終わった時は下校時刻を過ぎており、部室に戻ると朝比奈さんと長門の姿は既になかった。
「あれ、お前は残ってたのか」
 ハルヒは何やらマウスをカチカチ言わせていた。とっくに帰ったかと思ってたんだが。
「別に。あたしは団長だし、あんたに戸締まり任せるわけにはいかないから仕方ないでしょ」
 パソコンから視線を外さないハルヒは、不機嫌そうな口調で言った。
「そうかい」
 俺はそういうと、最後に片付けた花をまとめてハルヒに渡してやる。
「お前が持って帰れよ。咲き終わりとは言っていたが、まだ充分見られるだろ」
 ハルヒはぽかんとして俺を見上げた。なんだよ、この花だって放置するわけには行かないし、部室に花瓶もないんだから何とかするしかないだろうが。
「……みくるちゃんに持って帰って貰えば良かったじゃないの」
 そんなこと言ったってお前しかいないだろうが。だいたい何で朝比奈さんが出てくるんだ。
「……ありがと」
 気のせいか? ハルヒに礼を言われた気がするんだが。この花を用意したのは古泉なんだから、古泉に礼を言うべきじゃないか?
 言われ慣れないことを言われると俺も変な気分になるじゃないか。なんつーか、落ち着かない。
「まあ、お前もそうやって花持って黙ってたら可愛いんじゃ……」
 言いかけて黙る。しまった、俺は何を言ってるんだ?
「え? キョン、今なんて言ったのよ!」
「何でもねえよ!」
「いいからもう一回言いなさいよ!」
「だから何でもない! ほら、下校時間過ぎてるんだから帰ろうぜ!」
 鞄を持ってさっさとドアへ向かう。さっきの俺のセリフは気の迷いだ、世迷い事だ、気のせいだ。気にするな。
「こらぁ! 誤魔化してるんじゃないわよ!」
 おい待て、襟首を掴むな!
「先に帰るんじゃないわよ、ちゃんと待ってなさい!」
 そう命令するハルヒはいつの間にやら不機嫌なんかどこかに飛んでいってしまったようで、俺に再び気の迷いを生じさせるような100Wの笑顔であった。

 ……やれやれ。



佐々木出てない。長門の情報操作? 禁則事項? そんなの入れる余裕ねーよwww